こんにちは、CGデザイナーやりつつ自主制作アニメを作っているアリマと申します。
今日は、自分の備忘録として、3dsmaxによるVrayのノイズを軽減させるレンダリング設定方法を記しておこうと思います。
CGデザイナーでありながら、ソフトの使いかたを片っ端から忘れていくからです。
2016年にはVrayにデノイザーというノイズを除去する機能が加わったので、サンプル数を下げてデノイズするのもありだと思います。むしろそっちのほうがレンダリングが早いのでおすすめです。
パラメーターを調整してノイズを減らしつつ綺麗に仕上げるか、サンプル数を減らしてデノイズしちゃうか。という2択になりそうですね。
さて、ではサンプル数を調整する方法はと言いますと、設定はすごいシンプルです。
タイプをBucketにして、Max subdivsを10にします。
そしてNoise threshouldを0.001に。
あと、ライトのシャドウの設定も調整しておきましょうね。
VrayLightのsamplingの数字を上げるにはVray設定のUse local subdivsにチェックを入れると数値をいじれるようになる。
なんでこんなにわかりづらいんだろ。
僕はとりあえず32にしています。
僕くらいのハイレベルなデザイナーになれば、意味もわからずとりあえずそれっぽい数字にします。
あと、赤線は引いてませんがGlobalDMCのチェックも入れましょう。
むしろこれが一番のキモといえるかもしれません。
反射がチラつく?ような時はGlobal switchesのMax ray intensを有効にすれば良いらしいです。
僕の場合は水面がチラついた時にこれで解消されました。デフォルトになってるとこをクリックして、アドバンスドにすると良い。
もし背景がチラつくようなら、キャッシュを作って背景だけレンダリングするという作戦もありだと思います。
AREA JAOANさんのこちらの記事が参考になります。
これをすれば大幅に時間を短縮できますよ。