僕は前から「人間と動物が戦争になった場合、動物側につく!」と公言している。
誰も耳を貸さないけど、すごいことを公言しているんだ!
まぁ、奥さんに言ってるだけだけど。
昔に比べたらはるかに動物に対する扱いが良くなっていると思う。
罪のない動物を傷つければ非難される時代になった。
ローマ時代には動物同士で殺しあいをする娯楽もあったほどだ。
人間によって絶滅の危機に瀕した種も、今では人間の手で保護されている。
「共存」をテーマに人間と動物が歩み寄ろうとしている。
世界的に見ると、人口は増え続けている。
最近だと、アフリカで農業をしてビジネスをしようなんて話も聞く。
アフリカで農業がさかんになれば、当然土地が必要なわけで、そうなるともちろん動物の住む場所がなくなるだろう。
農業ビジネスを展開する人は「食べるものに困ってるアフリカの人のためにもなるし、めっちゃ良い事してるわぁ」と勘違いのやりがいを持っていることだろう。
救うのと同じ数だけ失う命もあるのだ。
これまでの歴史を振り返っても、人類は農業を始めた頃から急激に人口が増え、そのまわりに住む動物が絶滅している。
世界自然保護基金とロンドン動物学会による最近の分析では、世界の野生生物の数の52%が過去40年間で消滅したという。
原因は人間の「消費」である。
農業による生息地の破壊という間接的なものも含めて「食料」や「衣料」などにより消費されたのだ。
ゆくゆくは僕が動物を率いて人間に戦争を仕掛けるときがくる。
は?
と思うだろう。
でも、こういう映画があると面白いと思う。
「ライオンが我慢の限界を超えて、大きく吠えた。
周りの動物が呼応して、その声は全世界の動物に響き渡る。
戦争の号令だ」
まぁそんな気分で続きを読み進めてほしい。
実際に動物と人間が戦争をすればどうなるのか検証してみよう。
動物はそのスピードで一気に人間の住む村や町へたどり着く。
銃や爆弾もおちおち使えない、人に当たる危険があるからだ。
戦闘機には鳥たちが身を決してバードストライクすることで一瞬にして海の藻屑となる。
空は支配したも同然だ。
さらに鳥たちは空から毒ヘビの雨を降らせることができる。
ニワトリたちは鳥インフルエンザを巻き散らかす。
海は鯨が船に体当たりすることで、沈めることが容易にできる。
つまり人間は自分の国から移動はできない。
アフリカには兵器もそろっていないし、ゾウやライオン、カバ、サイといった最強の布陣を組めるのであっさり奪い去ることができそうだ。
アフリカ大陸をいかに早く攻め落とすかが大きな鍵を握るだろう。
ここを拠点とすべきだと思う。
日本はどうだろう。
クマとシカとイノシシとタヌキとペットの犬猫たち、さらにスズメやムクドリなどの鳥類でなんとか畑を占領できれば、兵糧攻めも可能に思える。
アメリカはみんなが銃を持ってるので劣勢に立たされることは間違いない。
だが大抵のマッチョな外人はマスティフのような大型の犬を飼ってると思うので、犬がまず中から混乱させて、グリズリーとバイソンで一気にたたみかける形がとれれば勝機はある。
昆虫界とうまく同盟を結ぶことができれば一気に形成は逆転する。
その数はすさまじく、世界中の水や畑を荒らしてしまえば一瞬で人間は滅んでしまうだろう。
また、コロナでわかるように、動物が一斉に襲うような事態が起きれば、未知のウイルスが人間界をパニックに陥れるはずだ。
まとめ
妄想に過ぎないけど、もし僕の未来で時間にゆとりができたら、このテーマをもとに物語を作ってみたいなぁ。