僕くらいになれば、制作した自主制作アニメが数々のコンテストに落ちまくってるくらいの実力がありますので、そんじょそこらの人よりは数多くの自主制作アニメを見てきたという自負があるのです。
とゆーことで、僕が「なんじゃこりゃ!」とびびるくらい表現力のすばらしい自主制作アニメだけを厳選して紹介していきたいと思います。
約3分~5分くらいの短編アニメから30分に及ぶ大作まで語り継いでいきたい作品ばかりです。
ゆっくりとご覧あれ★
これ以上面白い物語は、これからも作られることはないであろう。
宮城仙台アニメーショングランプリに輝いた歴史的名作。
日本を元気にするヒーロー国旗まんです!!!
作者はぼく!
・・・・。
ごめんなさい。
再生回数が増えないからといって暴挙に出ました。
でも、世界一面白いという自信がマジであります。

作者は和田敦(わだあつし)さん。
海外のコンテストでもたくさん受賞されてる作品で、たぶん日本トップクラスのコンテスト実績でなかろうか。
なんともいえない奇妙な世界観とアニメーションは癖になってしまいます。
ん~すばらしい。
いかにもコンテストで受賞しちゃいそうな作品でございます。
「絵が下手だったから」という理由で、こういう絵になったそうな。
最近だとNHKの朝の子ども番組の時間に和田敦さんのアニメーションをやってました。
子どもと一緒に見たけど、やっぱり面白い。
すばらしいセンスです。

作者は二瓶紗吏奈(にへいさりな)さん。
2015年のオタワ国際アニメーション映画祭で短編アニメ部門でグランプリに輝いてます。
・・・・・。
いや、ピンときてないかもしんないけど、世界4大アニメーション映画祭のひとつでめちゃくちゃすごい事なんです。快挙です。
こちらも、さきほど紹介した「わからないブタ」と同じく味のある手書きシュールアニメですね。
こういうのが海外の人にはウケルのかな?

作者は椙本晃佑(すぎもとこうすけ)さん。
見たときは衝撃を受けました。
テンポの良い音楽に乗せてドタバタしながらもしっかりとストーリーがある感じが気持ちよすぎます。
この作品の他に「これくらいで歌う」という自主制作アニメもあって、こちらもめちゃくちゃおすすめ。

作者は堀貴秀さん。
ひとりで4年をかけて作ったストップモーションアニメで30分に及ぶ大作。
これはホントにすごい。
クレルモンフェラン短編映画歳で受賞するなどしてスポンサーさんがついた?
とかで、続編を制作してついに完成したとブログに書いてたので公開が楽しみですね。
これはほんとに歴史に残る作品&監督になっちゃうかも。。

作者はひだかしんさくさん。
言葉ではうまく説明できないけどなんだか心に残る物語です。
なんなんでしょういったい。
絵もうまいし、CGもうまいし、せこいです。

作者はZENTOYという4人からなるユニットさんです。
この映像の美しさとキャラのかわいさを見てください。
オタワ国際アニメーション映画祭の子どもむけ短編アニメ部門で準グランプリに輝きました。
当初はシリーズものの予定だったようですが、続編は制作されてない模様。
これくらいの大作になると、作る労力がすごいですからね。。
余裕でNHKでテレビアニメシリーズになっても良さそうなもんですが、なかなかせちがらい世の中ということでしょうか。

棒人間のキャラクターでアクションを突き詰めた作品です。
何がすごいって、この変哲もない棒人間を究極なまでに突き詰めた結果、なんだかものすごい領域に行っちゃっててyoutube再生数もチャンネル登録者数もすごいことになってます。
始めはただの「ペイント」で描かれたアニメーションでしたが、独学でBlenderというCGソフトを覚え、何年もかけて作品を発信されることで多くのファンがついているのです。
まさにクリエイターの鏡。
その精神がすばらしい。

作者はピソスタジオという2名のチーム。
大学の授業がきっかけでアニメーション制作を始めたんだとか。
自主制作アニメの目標のひとつに「収益化」というものがあると思いますが、このヤンキーハムスターはまさに理想系ではないでしょうか。
面白いアニメを定期的に配信することでたくさんの人に愛されるキャラクターに育っています。
社会人になっちゃうと定期的に自主制作アニメを配信するというのは至難の業ですから、大学在学中にチャレンジしたことが素晴らしいですね。
僕は大学の時は何も考えず遊んでばかりでした。

作者さんはuwabamiさん。
表現のアイデアが素敵ですよね。
やられた!って感じです。
絵もかわいいし。
アニメなんて見ない人でも好きな人がいそう。
クリエイターにとって「あの人の表現スタイルだ!」とわかるってすごい武器ですよね。
これからもこのスタイルを貫いていって欲しいなぁ。
ここまでは日本の作家さんの作品を紹介してきましたが、ここからは海外の作品で僕のお気に入りの自主制作アニメをいくつか紹介していきたいと思います。

再生回数はなんと4000万回超え!!
恐らく世界で最も視聴された短編アニメじゃないでしょうか。
アップロードされたのが随分昔ということもありますが、わずか3分にすべてが凝縮されていて、これぞ短編アニメの完成形とも言える名作です。

YOUTUBEで見る
世界は広い。
「これが世界の実力か・・・」
異次元のセンスを見よ。

画像を見ただけで見たくてしかたがないでしょ?
キャラの魅力が半端ないフランスの短編アニメ。
フレンチエッセンスがぎゅっとつまってます。

これは確か「感動すると話題!」みたいな感じで「スッキリ」でも紹介されてた記憶があります。
短編アニメはものすごい数がyoutubeやvimeoにアップされてるので全部見るのは不可能です。
(vimeoというのは高画質な動画サイトで海外の映像クリエイターの作品が多数アップされてるとこです)
そんな中から、質の高い短編アニメを見たい人におすすめのチャンネルをご紹介しておきます。
芸大の生徒さんの作品がまとめて見れるチャンネルがこちら。
まさに旬なアート映像を見れるわけです。
こちらは海外の学校の生徒さんの作品です。
クオリティが高すぎて天才しかいないように思いますが全部生徒さんです。
もはや恐ろしいです。
CGアニメ作品をチェックしたい人は
これらのチャンネルでバンバンアップされてるので見てみましょう。
vimeoでおすすめの短編アニメをまとめてるチャンネルがこちら。
紹介されてる動画は海外のコンテストで高い評価を受けているものも多く、色んな表現の可能性を知ることができるのでさーっと見るだけでも面白いですよ。
もちろん僕が知ってる自主制作アニメも全体のほんのわずか。
紹介した作品も僕の好みが多分に入っていますし、世の中にはまだまだたくさんの自主制作アニメが埋もれています。
そんな埋もれた中にもきっと名作がたくさんあることでしょう。
埋もれてる僕が言うんだから間違いありません。