「物語をつくってみたい。」
そう思ったことがあるだろう。
僕もある。
だからけっこう作った。
さて、実は物語をつくるための表現方法は意外なほどたくさんあるんだ。
「これならできそうだ!」とか「これならやってみたい!」という君に合った表現方法を探してみよう。
最もお手軽に出来るといっても過言じゃあない。
必要なのは紙とペンだけ。今はパソコンが主流か。
お手軽に出来るぶんだけライバルも多い。
もし小説を書くことに興味があるなら「小説家という職業 」や「作家の収支
」という本を読んでみると良いよ。
小説家を目指してない僕でもおもしろかった本だから。
漫画と言っても実は色々ある。
今もっとも定番なのはtwitterで漫画を発信するものだろう。
「100日後に死ぬワニ」はたくさんの人に注目されて映画にもなった。
インスタグラムで1コマ漫画で話題になった人もいる。
他にもパラパラ漫画でブレイクした鉄拳さんなんかも有名だ。
まさか1コマ漫画やパラパラ漫画が人気になると思う??
そういう「まさか」が今の時代は大事だったりする。
どんな「まさか」なのか、それは君自身で考えなくちゃいけない。
おすすめの本を紹介するとしたら「荒木飛呂彦の漫画術 」
ジョジョの奇妙な冒険で有名な漫画家さんが明かす漫画術だ。
漫画術だけど、物語をつくるすべての創作家におすすめできる。
漫画はとにかくライバルが多いジャンルだと思う。
できるだけ差別化しよう。
結局は自分の好きなことを漫画にするのが1番だ。
僕も自分の好きな競馬をテーマにWeb漫画を描いている。
全然更新してないけど。
でも、それを見た人から
「乗馬のイベントのポスターを描いてほしい」
「自分の馬のラインスタンプを描いてほしい」
「競馬ボードゲームのデザインを担当してほしい」
といった依頼が実際にきたよ。
決してバズる必要はない。
じっくりキャラクターを育てていこう。
アニメも誰もが見るものだし、人気のジャンルだね。
でも個人で作ってる人は少ないから目立つチャンスはあると思うんだ。
ぼくも自主制作アニメを作ったりしてるし。
コンテストで表彰されるのは嬉しいもんだよ。
まぁ、落選して落胆することも多いから、プラマイよくわかんないけど。
手描きアニメに加え最近だとCGアニメを目にする機会も増えてきたんじゃないかな。
他にもクレイアニメやストップモーションアニメなど、いろんな手法がアニメにはあるんだ。
参考になるリンクを載せておくので気になったら見ておくれ。
「人形劇なんておもしろくないやい!」と思っただろう?
でもそれが違うんだ。
キャラクターデザインや脚本しだいでピクサーのCGアニメよりもおもしろくなる事があるんだ。
ぼくの超おすすめは「新 三銃士 」
三谷幸喜さんという有名な人が脚色をした物語で、子どもから大人まで楽しめる名作なんだよ。
これまでたくさんお母さんに読んでもらったはずだ。
たくさん読んでもらったからこそ、どんなものがおもしろいかよくわかるはず。
絵本作家になりたいと思ったら読んで欲しいものが「絵本デビューへの道 」だ。
どうやって絵本をつくるのか、どうやって絵本作家になったのかが書かれていてとても参考になるはず。雑誌なのでとても安い。
君の好きな絵本の作者がいるかもしれない。
でも「俺は絵本作家を目指すから就職はしない!」なんてことは考えないことだ。
なんと多くの絵本作家はグラフィックデザイナーなどの仕事をしていて、その合間に絵本制作をしている。
ゲームで物語をつくるのもいいかもしれない。
今では個人でアプリをつくってる人も多い。
たしかにライバルは多いけど、アイデアひとつでうまく行く可能性があるし、ゲームをつくるプログラミングという力は今の時代とても協力な武器になる。
ただこれは大きく出来る出来ないがあると思うから、自分でどんなものか調べてみてほしい。
算数や数学に拒否反応があるような人には向いてないような気がするんだ。
しかし算数の苦手な人にもゲームをつくることはできる。
それはボードゲームだ。
アプリなどの新しい技術が人気になればなるほど、懐かしいものも人気が出てくる。
そーゆーものなのさ。
ボードゲームに自分の世界や物語を表現することも可能だ。
僕もボードゲームをつくるという目標があるので、ぜひ実現したい。
何を隠そうこの記事は僕が昔の僕に向けて書いたものだ。
学生時代にインターネットが身近にあればきっと「物語を作りたい」とiphoneのsiriに向かって話しかけたはずだ。
だからその頃に知っておきたかった知識や本を書いてみた。
僕は手に職もつくし、CGを学ぶことを選択したけどこの記事を学生の頃に見ていたらまた違った道を歩んでいたかもしれない。
いろんな表現方法を紹介したけど、逆にいえばこれらはすでにある表現方法だ。
誰もしたことがない表現方法で物語をつくることができたら大きく道は開けるかもしれない。
例えば短歌や俳句に絵をつけて物語にするとか、なんか新鮮なんじゃないかなぁとか、思ったりしてる。
でも本当に良い作品なら王道の表現方法でも注目を浴びることが出来るだろう。
それはやってみないと誰にもわからない。
ひとつのジャンルにとらわれることもない。
小説を書きつつも漫画を描いてもいいし、漫画も描いて絵本も描く人もいるだろう。
これからの時代はそうやってオリジナリティを出さないといけない。
絵本作家や小説家や漫画家などでご飯を食べていける人はほんの一握りだ。
なにかを兼業してる人も多いと聞く。
とにかくひとまず「これなら出来そうかな」ってものをやってみて欲しい。
大抵の人はやりたいと思ってても作品を完成させることはできないはずだ。
で、物語を完成させたら発信してみよう。
もし良かったら僕にも教えてほしい。
ぼくもまだ手探り状態だ。
でもぼんやりと何かが光が見え初めてる気がする。
なんだかよくわからないけど、その光に向かって、とりあえずボートを漕いでみる。
そんな手探りの様子をブログに綴っていくから、また思い出したら見に来てほしい。
そしてもし良かったら僕の自主制作アニメを見てっておくれ。
ほっこりできると思うんだ。
なにか方向性に行き詰ってしまったら、ほんの気休めだけどぼくの作った占いを試してみるのも良いかもしれない。
「あ、そっちの方向性もあるのか」と気付くことがあれば良いなと、すこし期待しつつ。
もっとも当たる占いの、もっとも大事な部分を抽出してるので試してみる価値はあるかなと思うよ。
