【アグリコラ】 ボードゲームソロプレイレビュー

ついに手を出してしまった…!重量級ボードゲームに!!

昔から気になりながらも「さすがに重量級はイヤになって出来ないだろうな…」と買うのを控えていたけど、これまでちょくちょくボードゲームのソロプレイをやったり、自分でボードゲームを考えてみたりするうちに「ゆくゆくは競走馬の牧場や乗馬クラブの経営みたいなしっかりしたボードゲームつくりたいなぁ」という想いがふつふつと沸いてきたので、「それなら、名作と呼ばれるアグリコラをやってみるしかない!これは自分への投資である!それに昔の僕とは違う。夜中にこそこそとソロプレイをやってきた実績と経験があるじゃないか!」ということで自分を騙して、ゴールデンウィークという理由もあり勢いで買っちゃいました。

でも新品で5700円。ポイントが500円くらいつくので実際は5200円とか。

最近の余裕で1万超えるボードゲームに比べるとずいぶん安く感じます。

結論から言おう。

買って大正解だと!!

これは面白い。

なるほど。

殿堂入りの名作なのも納得である。

正直、これまで名作と言われたオルレアンやヌースフィヨルドをやっても「ん?こんなもん?」という感覚があったけど、アグリコラは文句のつけようがない。

むしろアグリコラのためにボードゲームというものがあるとすらいえる。

それくらい農場経営とボードゲームの相性が良い。

資材を集めて、人を増やして、畑をつくって、家を増築して、柵をつくって、家畜を繁殖させる。

人を増やすとそのぶん食料が必要なのでパンをやいたり。家畜の羊を食べたり。

やれることがたくさんあるけど、そのアクションに整合性があって、イメージしやすいのでルールも覚えやすい。

重量級だけど、ややこしい中量級よりわかりやすい。

家を建てたり、家畜を増やすのがタイルやコマで再現されているし、ボードやタイルも俯瞰で見た農場が描かれていて、没入感がすごい。世界観とシステムの整合性こそ没入感を生むんだね。

ヌースフィヨルドとやっていることは似てる。ワーカープレイスメントというのがそもそも似てるもんだと思うけど。でもヌースフィヨルドは資源の種類を少なくして、シンプルよりにしてるぶん、整合性が取れていない。

アグリコラは資源の種類は多いけど、使ってすぐになくなるのでそんなにゴチャゴチャする印象もなかった。

この資源の管理がゴチャゴチャしてイヤになっちゃうんじゃないかと不安があったけど、100均の仕切りケースで管理してるのもあって、資源の扱いは想像以上に楽だった。

ソロプレイでは最終的には45点を取れた。

収穫の処理でちょっと間違いはあったけど。

すごく気持ちよく良い感じに進めることが出来て、まずまず良い点数なんじゃないかな?

ひとつ気になるのはカードに書かれた内容が間違ってる箇所がいくつかあるらしく、自分で訂正しないといけないらしい。拡張もたくさんのミスがあって批判されたレビューが投稿されている。

アグリコラのソロプレイ総評 
総合評価
 (4)
システムの美しさ
 (3.5)
テーマと世界観
 (4)
リプレイ性
 (4)

【システムの美しさ】

プレイに無駄がなく、コンボなどの気持ちよさがあるかどうか。

手間がかかるだけの意味があるか。シンプルながら奥深いものは高評価。

【テーマと世界観】

システムとテーマの整合性が無理なく取れているか。
それにより想像を巡らせて世界に浸れるかどうか。

アートワークが魅力的でテーマに沿って、その魅力を一段と引き立たせているか。

またデザイン的に美しくわかりやすくなっているか。

【リプレイ性】

またやろうと思えるかどうか。

システムのランダム性、選択肢の多さや自由度はもちろん、ボードの大きさと準備のしやすさも影響する。

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