ここはちいさな王国。
この王国はあなた自身を表しています。
あなたの王国にはいったいどんな住人がいるのでしょうか。
おっと、案内人がやってきましたよ。
~ちいさな王国の大臣~
王さま!
探しましたよ、もう!
今、王国はとても乱れておりますぞ。
王さまが住人たちに道筋を示し、しっかりと王国を導いてくだされ。
王国の繁栄は、現実世界の成功を意味しますからね。
さあさあ、まずは東の塔に住む住民に会いに行きましょう!
東の塔の住人
ちいさな王国の中に、港につながる塔がありますよね?
ここには外の世界とつながり、評価され、お金を稼いでくる力を持つ住人が住んでいますぞ。
東の塔の住人の力を使う事で王国に富みをもたらすのです。
我が王国の東の塔の住人は・・・
「芸術家」です!
「静かにしてくれないか。芸術に没頭したいんだ。」
孤独 感性 美学 表現 反抗心 空想 間接的な伝達
芸術家は自分だけの世界を探求し、その世界観や主張を伝達する力をもっていますぞ。
己の美学を孤独の中で追及したものが世の中で評価され、国に富みをもたらすでしょう!
大事なのは周りの目を気にすることなく、大衆に迎合する事なく、自分の世界観や美学を追求すること。
他人には理解されづらいものこそ芸術家の才能なのです!
ありのままの自分をさらけ出すのではなく、ベールに包み、作品などで間接的に伝達していくのがオススメですぞ。
繊細な感性と反発の力は真実を見抜く毒舌家にもなるので、批評をするような立場も向いていますな。
アートやデザインの世界のみならず、孤独な環境で自分の美学を表現できる専門分野ならなんでも力を発揮できるでしょう。
ちなみに著名人で申しますとマツコデラックスという人物が東の住人が芸術家ですな。
自分自身をヴェールに包み、最初は「なんだ?こいつ?!」と世間からは理解されないことも多かったことでしょう。しかしゲイ雑誌の編集者となり、文章で伝達することで才能が発揮され、世の出るきっかけとなりましたな。
扱うのが難しい住人ではありますが、王さまならきっと大丈夫。
さぁ、王のご命令を!
南の門の住人
さぁ、次は南の門にいきますよ!
王さま見てください。
南の門は国民の住む町とつながっていますよね?
ここには国民に夢と希望を与える住人がいますぞ。
南の門の住人の理想を叶えることで王国に幸せと平和が訪れるでしょう!
我が王国の南の門の住人は・・・
「剣闘士」です!
「 私の相手はどこだ?力の違いを見せてやろう。 」
行動力 正義 闘争心 運動 がむしゃら 質より量 肉体労働
剣闘士は ひとりでスピード感をもって徹底的に行動したいという理想をもっています。
誰よりも早く、誰よりも強く、がむしゃらに。
体を動かすことが得意な性質からスポーツ選手や営業マンなど、徹底的な行動力を評価される環境をもとめますぞ。
ひとりでフットワーク軽く出来る仕事で、さらにライバルや比較する競争相手がいると多いに燃えるでしょうな。
どのようにして剣闘士の理想を叶えていきましょうか。
さぁ、王のご命令を!
ちいさな王国の攻略法
我が王国の住人は「東の塔が芸術家」×「南の門が剣闘士」という組み合わせですぞ!
2人の関係は芸術家の才能が剣闘士の理想をおさえこむ関係のようですな。
芸術家の「孤独の中で自分の美学を追求する」という才能と、 剣闘士の「 スピード感をもって行動していきたい」 という理想は対立する部分もあって、ヒジョーに葛藤が大きくなりそうですぞ。
そんな我が王国の攻略法はズバリ!
芸術家の才能を優先しましょう!
ひょっとして王さまは、自分を犠牲にしてでも会社のために尽くしてしまうような所はありませんか?
とにかく一生懸命に徹底的に、誰よりもたくさん頑張れば評価されると思ってません?
無理です!
意味なし!!
それは剣闘士の理想であって、それが世の中で評価されることはないのです!
世の中で評価されるのは芸術家の「自分だけの世界を探求し、その世界観や主張を伝達する力 」なので、まずはその力を使って仕事をしていきましょう。
そして芸術家の表現の中に 「自分の正義」だったり「がむしゃらな行動力」 といった剣闘士の理想を少しづつ織り込むことが出来れば、やりがいを感じることができるでしょう。
もしくは仕事と夢を切り離して、仕事以外の場所で剣闘士の理想を叶えていくのも良さそうですな。
どうでしたか王さま?
芸術家の 自分だけの世界を探求し、その世界観や主張を伝達する力 を使うことで評価されお金を得る。
剣闘士のひとりでスピード感をもって徹底的に行動したいという願い を叶えて心を満たしていく。
この2つのバランスを意識して、ちいさな王国を繁栄へと導くのです!
さぁ、王のご命令を!
中央の玉座の住人
案内はここでしまいですぞ。
さて、実はちいさな王国には王さまの本質を示す「中央の玉座の住人」も存在します。
もしかしたら東の塔の住人の資質を見ても「なんかピンとこない」という人は、東の塔の住人は世間に見せる姿、世間から見られている姿であって本質ではないからでしょう。
本質というのは、意識しなくても勝手ににじみ出てくるものなので、ここでは東の塔と南の門の住人を紹介しましたぞ。
また時間があれば中央の玉座の住人も紹介しますので、時々戻ってきてくだされ。
それではごきげんよう!
さてさて、お楽しみ頂けましたでしょうか。
ぼくのしょうもないお遊びに付き合って頂きありがとうございます。
もしもぼくの友人が「なにをしても仕事がうまくいかない」と言っていたとして「気休めに過ぎないけど、当たると言われてる占いではこんな風に出るらしいよ?」と笑いながら居酒屋で話すような、そんなものをイメージしています。
占いなんてちょっとした気休めにしかなりません。
でも僕は、ちょっとした気休めはバカにできないと思っているんです。
気が休まるって、けっこうすごいことなのでは?
運勢のバイオリズムを知りたい人はこちらをやってみてね。