生後5か月の豆柴の子犬がウェットティッシュを飲み込んでしまいました。。
運よくうんちとして出てきましたが、不安でしかたなかったのでもし同じような人がいた場合にどういう風に出てきたのか書き残しておきたいと思います!
次の日に家族で海に行く予定でわくわくしていた夜10時。
子犬を寝かせる前に外におしっこをさせに行き、帰ってきてからウェットティッシュで足をふきました。
それをゴミ箱に捨てようとしたときに、ぽろっと落としてしまったのです・・・・!!!
ウェットティッシュを加えて走りまわる子犬。
焦らず、ドッグフードと交換しようと見せつつ、ウェットティッシュを放すのを待ちましたが、なんとウェットティッシュをゴクリと飲み込んでドッグフードのもとへ!!
ここで僕の失敗はウェットティッシュを落としたのはもちろん、夜10時にやってる病院を知らず、調べてもうまくヒットしなかったのもあり、また車も持ってないので「明日の朝にうんちで出るかな・・・。」と現実から逃げるようにあきらめてしまったことです。
その晩は心配で眠れず「犬 誤飲」などで調べまくってました。
運が悪ければ腸閉塞になって死亡してしまうこともある誤飲。
しかも大きく溶けないウェットティッシュ。
調べれば車で30分ほどのところに救急病院もあったので、タクシーを呼べるアプリ「GO」などでタクシーを呼んで連れて行って吐かせる薬を打ってもらえば良かった。。。
ネットを調べても「誤飲したら病院にいって吐かしてもらいましょう」といった内容ばかりですしね。
誤飲して1時間以内なら薬で吐かせることができます。1時間ではなく3時間と書いてる情報もあります。
とにかく、救急病院をしっかり事前に把握していなかったこと、タクシーアプリGOで連れていかなかったことを後悔しました。またその時はタクシーを使えばいけるという事になぜか頭がまわりませんでした。。。
海にいく予定をキャンセルし、朝いちばんで病院に連れていきました。
超音波でお腹を見てもらいましたが胃の中はドッグフードで何も見えず、腸は流れも良く何かつまっている様子はないということ。
「1週間ほど様子を見て、吐いたり食欲がなくなったら連れてきて。その時にお腹からっぽの状態で見てみよう」と言われました。
ここでも僕は後悔の残る判断ミスをしています。
まず朝のドッグフードを与えたこと。
お腹を超音波検査するのであれば朝のドッグフードは与えてはいけないのです。
そしてもうひとつ。
胃がよく見えないけど、腸は問題なし。
ということなら胃の中にウェットティッシュがある可能性が高いと思うので、ここで吐かせる薬をお願いしておけば良かったとも思いました。これは家に帰ってから冷静に考えるとそうだよな、と思ったことなので時すでに遅し。
ちなみに超音波検査の値段は6000円ほどでした。
以外と胃の中に異物が長い時間残ることはあるようで、長い時は半年ほど胃の中にあることもあるようです。
その日はそのまま家に帰りましたが、1日中元気で食欲もありました。
やはりこの時は胃の中にまだあったのでしょう。
この日も朝から晩まで変わった様子はありません。
すこしまったりする時間が長いかな?という印象はありました。
ですが夜の9時に嘔吐がありました。
夜7時に食べたドッグフードをすべて吐いてしまいました。
ちょっと家の中で遊んだあとだったのもあるかもしれませんが、これまで吐いたことはない犬なので異変が起きていることは間違いありません。
そして吐いてもウェットティッシュが出なかったことが問題です。
腸につまっているかもしれません。
しかし犬は特にぐったりしているほどでもありませんでした。
明日の朝一番で病院に連れて行くことにしました。
病院に連れて行きまた超音波検査で見てもらいました。
胃の中には特に気になるものはない。でも腸の流れが少しよどんでいる。
ということでした。「う~ん。胃にペタッと張り付いてるのかなぁ、そういうことはあまりないけど・・」と獣医さんも困り顔。また吐かせる薬もあるけど、自分で吐くほうが吐く力が強いらしく、自分で吐いて出ないのなら期待できないとのこと。
腸がよどんでいるということで、まさにウェットティッシュが通過したのではないか、つまっている様子もないので、そろそろウンチとして出るのはないか、という判断でここでも様子見ということに。
2~3回続けて吐く、食欲がない、うんちをしない、ということであれば次に内視鏡検査をしようということでした。
たしかに胃の中に何も見えない、腸で詰まっている様子はないがよどんでいる、ということであれば今まさにうんちになってる最中かもしれない、もしくは胃に張り付いている。どちらにせよ詰まってなかったので最悪の事態は今のところ避けられました。
その日も変わった様子はなく、夜の散歩で見事ウェットティッシュが出てきました!
といっても出てきたのは先端だけで、あとは引っこ抜きました。
引っこ抜くときも腸を傷つける恐れがあるので慎重に・・・。
ヒモ状のものは腸をしばってしまうこともあるようなので自分ではやらない方が良いという情報もネットで得ていたので怖かった。。
引っこ抜いたあとに公園で走り回っていたので大丈夫そう。
ほんとに安心しました。
ということで、うちの子犬の場合は17日の夜に誤飲、20日の夜にうんち、という感じで無事に出てきてくれました。
うちの犬は体重4キロほどの豆柴で体が小さいので心配も大きかったです。
小さい犬のほうが腸も小さく詰まりやすいので。
使用していたのは普通のペット用のウェットティッシュですが、割高だけど溶けるウェットティッシュもあるようですね。もしくは濡れタオルで足をふくようにしたほうが良いのかな。
とにかくこれからは慎重に油断せず、誤飲に気をつけていきたいと思います。
そうそう、犬好きの人に見てもらいたい短編アニメーションを作ったので、もしウエットティッシュの問題が解決したら見てみてね。
今回は大丈夫でしたが、下手したら手術の可能性もあったので、やはり子犬の時期はペット保険は必須だと思います。
柴犬におすすめのペット保険を本気で調べた結果