購入したのはけっこう前だけどソロプレイレビューを書いてなかったので、せっかくなので書いてみよう。
「初心者から上級者まで楽しめる」と評判のこちらのボードゲーム。
スキタイの遊牧民が他の国を侵略して勝利点を稼ぐというもので、信長の野望をやってるかのような楽しさがあって面白い。
街で食料や兵士などを揃えて、いざ侵略に向かいます。
兵士たちは固有の能力があるのでその効果をうまく発動させることが大事。
またソロプレイではとても簡単に処理できるオートマがいて、人と対戦してるような感覚で楽しめるよ。
馬や鷹のカードもあって、兵士たちの能力をアップさせるというのも個性的で面白い。
このように内政ではなく侵略という要素にシンプルに全振りしています。
人物のアートワークにクセがあって人を選ぶかも。
気になるところは最後の最後はサイコロの出目で勝ち負けが左右されること。
あと兵士の戦力などをたくさん足し算して毎回計算しないといけない。
「この場所を侵略するには、これくらいの戦力が必要だから、今の戦力はえ~と・・・。」といった感じで何回も計算しないといけないのはツライ。
【システムの美しさ】
プレイに無駄がなく、コンボなどの気持ちよさがあるかどうか。
手間がかかるだけの意味があるか。シンプルながら奥深いものは高評価。
またテーマとシステムに矛盾がなく整合性がとれているかの点数。
【テーマと世界観】
想像を巡らせて世界に浸れるようなテーマかどうか。
アートワークが魅力的でテーマに沿って、その魅力を一段と引き立たせているか。
またデザイン的に美しくわかりやすくなっているか。
【リプレイ性】
またやろうと思えるかどうか。
システムのランダム性、選択肢の多さや自由度はもちろん、ボードの大きさと準備のしやすさも影響する。
落ちそうな細かいコマがたくさんあるのも苦手。
ぼくのテーブルはパソコンのモニターがあるので、そんなに広くないのである!
ルールが簡単で重たいゲームが苦手な僕でも爽快で美しいシステムでサクサク進めることができます。
戦力を整えて、侵略して、回復しての繰り返しだけど兵士の特殊能力の組み合わせなどでコンボのようなものを考えるのは楽しい。
オートマによって選択肢が狭まるので、こちらの選択肢は意外と少なくオートマがそこなら、これするしかないよね。というターンが続くことも。
シンプルに楽しめるシステムがとにかく素晴らしいけど、それならもっとプレイしやすいボードの大きさにして、なじみやすいアートワークと世界観にしてくれれば最高だったのに…!といった非常に惜しい作品。
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