仕事では3dsmaxやmayaを使っていますが、自主制作のためにcinema4Dを少し触っています。
レンダリングは標準でも、じゅうぶん良い感じに出来ますね。
グローバルイルミネーションを使用しながらもスピーディーなレンダリングです。
でも使えば使う程、恐ろしい考えが頭をよぎりまくっています。
それは。
「Cinema4DよりBlenderのほうが良いかも。。」
という考えです。
それぞれの印象をまとめてみましょう。
Blenderについて
解説記事がとにかく豊富。
youtubeなどでも日本人が解説してくれるので初心者でも独学での習得が容易です。
テクスチャを描いたり、スカルプトしたり、Blenderのほうが機能が圧倒的に豊富でなんでもできます。
圧倒的な魅力を持つアドオンもたくさんありますね。
趣味で使うならBlender1択ではないでしょうか。
なんといっても無料の力は絶大です。
それに初心者ユーザーが多いので、twitterやyoutubeでチュートリアルを発信すればフォロワーが比較的集まりやすく、承認欲求を満たしたり、youtubeでチャンネル登録者数を増やして広告収入を得るといったことが可能です。
Cinema4Dについて
インターフェースはとてもわかりやすくBlenderよりも使っていて楽しい感覚がありました。
ただCinema4Dの解説記事などが少なく、つまずいた時に行き詰まってしまうんじゃないでしょうか。
モデリングの操作性、タイムラインやグラフエディタ、リギングといった部分でもやりづらさを感じてしまいました。
ただCinema4Dの将来性は捨てたものじゃありません。
天下のアドビと提携を結んでいて、Aftereffectsにカメラやオブジェクトを持っていくことが可能です。
Adobeで働いていた人がCinema4Dを開発しているMAXONのトップになり、提携という言葉以上に完全な強力体制が築かれています。
アドビといえばARやAIといった未来の技術の研究にも積極的で、Cinema4Dがそういった技術力と組み合わさることで業界で抜きんでる存在になるかもしれません。
遠くない未来、Adobeが買収してAftereffectsやPhotoshopも含めてセットで月額1万円!といったパッケージになるんじゃないかな?なんて思ってますが果たして。
またmographというモーショングラフィックを作るときに便利な強力なプラグインがあるので、CMなどの広告系の映像を作っている人はCinema4Dに流れているようです。
そういった映像の仕事をしていきたい場合はCinema4Dが良いでしょう。
Blenderと違ってインターフェースが劇的に変化することもないでしょうし、仕事する上でそういった安心感も大事ですよね。
料金は年間10万円で使用することができます。
まとめ
Blenderは無料なのにmayaや3dsmaxのようなものが作れるという素晴らしいソフトです。
しかしcinema4Dは、mayaや3dsmaxじゃできない新しいことが出来るワクワクをかんじています。
それと僕の場合は「大衆とは別の道を選ぶ」というアマノジャク精神が働いてしまうので、Blenderが使えると良いのになぁと思いつつCinema4Dを選んでしまうのです。