ふぅ。
華の金曜日。
机の上にはハイボール。
そして先日購入したディスコルディア…!!!
価格は11800円…!!!(送料込み)
恐ろしい値段である。
ソロモードを数回しかしないくせに。
まず声高に言っておきたい。
僕はボードゲームをした経験はソロしかないし、もっているボードゲームも8個くらいしかないという腕前だけど、よく色んなボードゲームをウォッチしている。
そして辿り着いたのがこのディスコルディア。
中世ローマ、建設や防衛などのやりくりを楽しめる中量級、ソロの評価が高くリプレイ性が高い、ボードがコンパクトで準備が楽。
この厳しい条件を満たしたボードゲームは世界中探してもディスコルディアしかないのである!!
昨日の夜はマニュアルを見ながらお試しソロプレイしてみたら労働者が16人も残ってしまって圧倒的な敗北をしてしまったので、今日はもう少し良いプレイが出来ると良いかなとプレイ開始。
ふぅ。
結論から言えばこれまでソロプレイを楽しんだスキタイの侵略者、ブラジル帝国、オルレアンを凌ぐ面白さ!
どのあたりが面白いのか詳しく書いてみよう。
まず最初に3つのダイスを振って、どのダイスを選ぶか、そしてどのメインアクションを選ぶかという選択があります。はい。
- 兵舎に兵士を配置する
- 農場に農民を配置する
- 発展や遠征に必要な星を獲得する
- 下に置かれた都市タイルを個人ボードに配置する
- 発展させて技術をのばす
- 都市を拡張させるタイルを配置する
といった様々な選択肢があり、さらにダイス目と都市タイルに書かれたダイス目が同じならサブアクションとしてさらに人を配置できたり、あらかじめ決められた布告を達成するなどできれば狙っていきたいボーナス要素も。
考える要素はしっかりあるけど、個人ボードがまとまっていて確認しやすい。
あれもこれもと大きなボードを見渡して考えないといけないボードゲームは多いけど、ディスコルディアはある程度シンプルなので考える事が楽しい。
あと都市発展形のボードゲームは資源などがゴチャゴチャしがちなのが多いと思うけど、ディスコルディアは資源などもなく、シンプルに4ラウンドの終わりまでに早く労働者のミープルをすべて配置できた人の勝利という単純明快な勝利条件。勝利点の計算がめんどくさいボードゲームはやる気が起きないのでこれも嬉しい。
ラウンドが終わって次のラウンドに移るときの処理もゲルマン人が攻めてきて防衛できるかどうかの計算と、インフラのアイコンの数を数えるだけ。すごく簡単だしそれが楽しい要素にもなっている。
いや~。これは長く付き合えるボードゲームじゃないかな。
高かったけど勝って良かった。
悪いところもあえて言えば、ダイス運に左右されるような気がする。
でもテーマが街をつくることなので、「自然の猛威でやりたいことができないなんて日常茶飯事である」と解釈して脳内補間がしやすい。
あとはソロでやるのは良いけど、2人とか3人とか4人でわざわざやる必要あるのかな、という感じがする。
他の人とのインタラクションがとても少なそう。みんなでソロプレイしてるみたいになるのでは。
僕はソロプレイしかしないので気にならないけど。
【システムの美しさ】
プレイに無駄がなく、コンボなどの気持ちよさがあるかどうか。
手間がかかるだけの意味があるか。シンプルながら奥深いものは高評価。
またテーマとシステムに矛盾がなく整合性がとれているかの点数。
【テーマと世界観】
想像を巡らせて世界に浸れるようなテーマかどうか。
アートワークが魅力的でテーマに沿って、その魅力を一段と引き立たせているか。
またデザイン的に美しくわかりやすくなっているか。
【リプレイ性】
またやろうと思えるかどうか。
システムのランダム性、選択肢の多さや自由度はもちろん、ボードの大きさと準備のしやすさも影響する。
落ちそうな細かいコマがたくさんあるのも苦手。
ぼくのテーブルはパソコンのモニターがあるので、そんなに広くないのである!
はまる!
という感じではないけど、細くなが~く付き合えそうな予感があります。
ゲーム自体のリプレイ性は高くないけど、資源もなく、ボードのサイズもコンパクトで準備のめんどくささがありません。
ふと思い出した時にちょこっと楽しむ。
そんな渋い作品だと思います。
ちなみにソロプレイに難易度の調整などはないけど、BGGにディスコルディアの制作者さんが「難易度を上げたいなら、開始時に1ワーカー増やして星を1つ減らしてスタート。その次の難易度は開始時に2ワーカー増やして星を2つ減らしてスタートすることです」と書いてるので、ここで難易度の調整はできそう。
2回ほどソロプレイをクリアしたので、難易度を上げてみようかな。